色葉
番外:本性
戻って来たらなぜか顔が真っ赤になってた1年に持たそうとした、着替えにタオルを
これまたなぜか顔が真っ赤な雛森が持って、シャワー室へ行った
隣にはあどけない笑顔でそれを送りだす愛梨
まぁオレには悪魔の微笑みにしか見えないが。
「で、お前何したんだ?」
「ん~。感謝の念を表しただけだよ?」
「感謝ねぇ。あの様子だと大丈夫だとは思うが、問題が起こったらどうするんだ?」
「大丈夫じゃない?雛ちゃん強いし、襲われても返討ちにできるでしょ」
「やっぱりカマトトぶってたな」
「この容姿だからねぇ。利用しない手はないでしょ?お宝写真も撮れたし。これはやめてあげるとして
こっちの真っ赤な顔した雛ちゃんがタオルを持ってる写真っていくらになると思う?」
「さぁて、興味ないな。ガキが一丁前に何してんだかって感じだ」
「ふぅん。そういうことを言うんだ。ガキを口説いといて」
「バカ言うな。あんなもん挨拶みたいなもんだろ。
それより、もう授業始まるが、行かなくていいのか?」
「今行ったらひろちゃんに捕まって廊下掃除させられるからまだいい」
「本当、高橋のやつも災難だな。こんな女に捕まっちまって。本性知ったら卒倒するかもな」
顔は一切変わらないあのあどけない笑顔。
でもなんとなく傷つけてしまったのがわかる。
他の誰にもわからないのが、迷惑なことにオレだけにはわかってしまう
「はぁ、冗談だ。そんな顔するな」
クシャッと愛梨の髪をかき回す
「むぅ~」
不服そうに顔顰める愛梨。
こいつも一年でずいぶん丸くなったな
「あ~ぁ、オレが悪かった。また何かおごってやるから機嫌直せ」
「駅前のパフェ870円のやつ」
「630円のにしないか?」
「870円!!!」
「わかった。ったく。扱いやすいのか悪いのか、相変わらずわかんないやつだよお前は」
これまたなぜか顔が真っ赤な雛森が持って、シャワー室へ行った
隣にはあどけない笑顔でそれを送りだす愛梨
まぁオレには悪魔の微笑みにしか見えないが。
「で、お前何したんだ?」
「ん~。感謝の念を表しただけだよ?」
「感謝ねぇ。あの様子だと大丈夫だとは思うが、問題が起こったらどうするんだ?」
「大丈夫じゃない?雛ちゃん強いし、襲われても返討ちにできるでしょ」
「やっぱりカマトトぶってたな」
「この容姿だからねぇ。利用しない手はないでしょ?お宝写真も撮れたし。これはやめてあげるとして
こっちの真っ赤な顔した雛ちゃんがタオルを持ってる写真っていくらになると思う?」
「さぁて、興味ないな。ガキが一丁前に何してんだかって感じだ」
「ふぅん。そういうことを言うんだ。ガキを口説いといて」
「バカ言うな。あんなもん挨拶みたいなもんだろ。
それより、もう授業始まるが、行かなくていいのか?」
「今行ったらひろちゃんに捕まって廊下掃除させられるからまだいい」
「本当、高橋のやつも災難だな。こんな女に捕まっちまって。本性知ったら卒倒するかもな」
顔は一切変わらないあのあどけない笑顔。
でもなんとなく傷つけてしまったのがわかる。
他の誰にもわからないのが、迷惑なことにオレだけにはわかってしまう
「はぁ、冗談だ。そんな顔するな」
クシャッと愛梨の髪をかき回す
「むぅ~」
不服そうに顔顰める愛梨。
こいつも一年でずいぶん丸くなったな
「あ~ぁ、オレが悪かった。また何かおごってやるから機嫌直せ」
「駅前のパフェ870円のやつ」
「630円のにしないか?」
「870円!!!」
「わかった。ったく。扱いやすいのか悪いのか、相変わらずわかんないやつだよお前は」