ただキミを..
あんたなんか


――――
――――――――

遠い昔の声が私を縛り付ける。


『あんたがいたから..』

『なんであんたなのよ!』

『あんたなんかいなければ..』



『おまえなんでいつも..』

『あんたなんか生まれて来なきゃ良かったのよ!』









私は人殺し同然の扱い。
< 1 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop