ただキミを..
河川敷沿いを俯いて歩いていたら..
ドンッッ
誰かと肩がぶつかってしまった拍子に尻餅をついてしまった。
「…ッッ、すみません」
?『あっごめんね俺よそ見してて..大丈夫?』
「いえ、私こそ前を見ていなかったので」
男の人が手を貸して立たせてくれた。
「ありがとうございます」
顔を上げて男の人にお礼を言った。
男の人が一瞬ビックリした顔をしたようだったが瞬時に笑顔になった。
『ッッ..いえいえ、怪我なくてよかったよ』
「では急ぐので失礼します」