秘密な私の愛しき人
*溝が出来た2人*
…………………………………

今日は実家に泊まります。

晩ご飯は適当に作ってください。

ごめんね


         穂樺
…………………………………



本当は琉ちゃんの家に泊まるけど本当のことを言ったらここにきそうで怖かった。



するとすぐに携帯の着信が鳴った。


画面を見ると琉ちゃんからだった。



手が震えたけど、ここで出なかったら不審に思われるから私は恐る恐るでた。



「も、もしもし?」



『あっ!穂樺』



「琉ちゃん…」



『今日、お義母さんの家に泊まるんだろ?』



「うん。急にごめんね」



『そんなことねぇよ。俺は大丈夫だからゆっくりしてこいよ。お義母さんによろしくな』


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