秘密な私の愛しき人
「はい…」


「それで…琉はその女性とは正直どんな関係なのかね?」


「わからないんです…。
だけど私…正直今の琉ちゃんを100%信じれないんです。
嘘もつかれて…、心が折れそうです」


私は泣き出したい気持ちをグッと我慢して自分の気持ちを話した。



何度も泣いちゃいけないんだ。



「う~ん……」


おじさんは難しい顔で唸っていた。



いつの間にか洸くんもリビングに来ていてソファーに座ってこっちの話を聞いている。


おばさんも料理の手を止めて見ている。


私はドキドキしながら待っていた。



飽きられたりしなら、どうしよう…



「泊まっていきない」


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