秘密な私の愛しき人

＊壊れた日々＊

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「あっ、穂樺！」



学校の校門についたら美佳が後ろから走ってきた。



「美佳。今日は早いんだね。いつも遅刻ギリギリなのに」



「今日、遅刻したら罰掃除なのι穂樺こそ、早いね」



美佳に言われてドキッとした。



昨日から洸くんの家に泊まっていて洸くん家から学校までの時間がわからなくて早めに出てきた。


おばさんに作ってもらったお弁当を持って。



「まぁね。……美佳。大事な話があるの」


私は少し真剣な顔で言った。



美佳にも琉ちゃんのこといわなきゃ。



「うん。わかった！」


美佳は私の雰囲気でわかったのか、この場では追及してこなかった。