秘密な私の愛しき人

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「えぇーー!!!!琉さんがそんなことを！？」


「美佳！声、大きいよ」



大きな声で言った美佳の口を慌てて塞いだ。



今は屋上にいる。

昼休みに昨日のこと話てたんだけど時間が足りなくて今は５時間目中。


サボっちゃいましたι



「ごめん、ごめん。でも、かなりびっくりしたよ！」



手をのけると美佳が小さめの声で手をあわせたけど本当に驚いたみたい。



「うん…。私もびっくりした。今でも、それが幻だったらなって思っちゃうほど…」



私は少し気分が落ちてしまった。



「そ、それで風内くんの家にいるの？」



「うん…。私の親は今、旅行に行っているから」