秘密な私の愛しき人
俺は首を横に振った。



穂樺は朝まで普通だった。


そして穂樺がお義母さんの家に泊まるのは珍しくなかった。



だから特に疑いもしなかったし俺は快く快諾した。



ただ、いつもなら夜にでもメールか電話をしてくるのにその日はなくて不思議には思った。



だけど穂樺の親が今、留守をしていると聞いて俺は急いで携帯に電話したが電源が入っていなかった。



だから一応、俺の実家に行ってみたら穂樺がいた。



穂樺は俺を見た瞬間、怯えた表情をした。



俺は穂樺に嘘をつかれたこととその態度がショックで、つい乱暴に接してしまった。



しかもそこに洸が割り込んできて俺は訳が分からなくなった。


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