秘密な私の愛しき人
「琉ー!今日、飲みに行こうぜ」



仕事が終わると樹が来た。



「わりーけど今日止めとく」



どうしても何事にも気が進まねー



ほんと俺って、穂樺がいないと駄目だな。



「そう落ち込むなよ。例の原因考えようぜ。2人ならなんか気づくかもしれねぇだろ」



俺は半強制的に近くの居酒屋に連れて行かれた。


適当に注文をし、俺たちは座った。



「穂樺ちゃんが嘘ついて泊まった日が12日だよな?」



「あぁ」



12日の朝までは普通だった。



て、ことは問題があったのは12日の昼から夜ってことになる。



「なんか変わったことしたか?」


「いや…」



そういえば何かあった気がするんだが…



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