秘密な私の愛しき人
*露わになった気持ち*
【穂樺side】
琉ちゃんがここに来てから数日がたった。
後から聞いた話では、おじさんが話をして琉ちゃんは仕方なく帰ったらしい。
私はまた何も言えずに逃げてしまった。
「はぁ~…」
ため息をつきながら階段を登りきった。
「穂樺?」
顔をあげると洸くんが部屋から出てきた。
「ううん。なんでもないよ」
私は笑って部屋に入るろうとした。
でも、できなかった。
「なんでだよ…」
上から洸くんの低い声が聞こえた。
洸くんが私の後ろから部屋のドアを止めていた。
「洸…くん…?」
後ろに振り向くと洸くんは複雑そうな顔をしていた。
琉ちゃんがここに来てから数日がたった。
後から聞いた話では、おじさんが話をして琉ちゃんは仕方なく帰ったらしい。
私はまた何も言えずに逃げてしまった。
「はぁ~…」
ため息をつきながら階段を登りきった。
「穂樺?」
顔をあげると洸くんが部屋から出てきた。
「ううん。なんでもないよ」
私は笑って部屋に入るろうとした。
でも、できなかった。
「なんでだよ…」
上から洸くんの低い声が聞こえた。
洸くんが私の後ろから部屋のドアを止めていた。
「洸…くん…?」
後ろに振り向くと洸くんは複雑そうな顔をしていた。