秘密な私の愛しき人
「とりあえずメイクでそのクマ隠すわよ」
そう言って美佳は私の手を引っ張った。
「えっ?でも、美佳。もうすぐ…」
授業が始まると言おうとしたら
「そんなのより穂樺の悩みのほうが大事!」
美佳の迫力に負けて私は大人しくついて行った。
美佳は気付いてくれてたんだ。
私にまた何か起こったことを。
私達はトイレに行って美佳にメイクを直してもらった。
授業開始のチャイムが鳴ったので屋上でサボった。
「で、何があったの?」
美佳がじっと私を見た。
「あの…実は……」
私は昨日のことを話した。
洸くんに告白されたこと。
それを琉ちゃんに見られたこと。
また琉ちゃんから逃げ出してしまったことなど。
そう言って美佳は私の手を引っ張った。
「えっ?でも、美佳。もうすぐ…」
授業が始まると言おうとしたら
「そんなのより穂樺の悩みのほうが大事!」
美佳の迫力に負けて私は大人しくついて行った。
美佳は気付いてくれてたんだ。
私にまた何か起こったことを。
私達はトイレに行って美佳にメイクを直してもらった。
授業開始のチャイムが鳴ったので屋上でサボった。
「で、何があったの?」
美佳がじっと私を見た。
「あの…実は……」
私は昨日のことを話した。
洸くんに告白されたこと。
それを琉ちゃんに見られたこと。
また琉ちゃんから逃げ出してしまったことなど。