秘密な私の愛しき人
たぶん琉ちゃんも私がわざと倒していったってわかってる。





「穂樺…--幸せにするから」



えっ…



その言葉は私が予想していたどの言葉とも全然違っていた。



「俺ら、まだまだ若いし苦労もするけどさ今以上に幸せにするから」


琉ちゃんはニッと笑った。



琉ちゃん…



「今でも十分幸せだよ…」



私もニコッと笑った。



すると琉ちゃんが近づいてきて私を抱きしめた。



「それだけじゃ俺が納得しない。穂樺がヤバいってくらい幸せにしなきゃ、結婚しな意味ないんだよ」



もう…これだけで結婚して良かったと思える。



私は琉ちゃんの背中に手を回した。



「楽しみにしてるね!」



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