秘密な私の愛しき人
*秘密がバレた!?*
それから琉ちゃんとは上手くいっている。


前よりも絆が深まったのもある。




「もうすぐ卒業だな」


晩ご飯を食べていたら琉ちゃんが聞いてきた。



季節は冬。


とうとう卒業まで1ヶ月を切った。



「本当だね~」



高校を卒業だなんて早いなぁ。



「…もうすぐだな」


琉ちゃんはニコッと笑った。



「うん…」


私には琉ちゃんの言いたいことがわかった。



入籍するとき琉ちゃんが言ってくれたんだ。







『穂樺が卒業したら、ちゃんと結婚式挙げような!』








琉ちゃんはちゃんと覚えてくれてたんだ。



「卒業したら周り気にせずに一緒にいれるんだよね!」


私もニッコリと笑った。



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