秘密な私の愛しき人
樹はパンフレットを見ながら俺に聞いてきた。


「あ…先に行っててくれ。俺はやることがあるから」


そう言って俺は樹と別れた。

そして俺はあるとこに電話をかけた。


『プルルッ…プルルッ…はい』


「穂樺。俺だけど?」


そう。俺は穂樺に電話をかけた。


あんなの見せられて黙っていられるかよ!


『りゅっ…琉ちゃん?!』


電話のむこうで穂樺は焦っているみたいだ。


「さぁ…説明してもらおうか」


俺の心のムカつきは最高潮に達していた。


『あっ、あのね!;本当は着たくなかったんだけど、美佳に無理矢理着せれて…その…』


メイド服のことを言ってるみたいだ。


本当、誰にもあんな格好見せたくなかったよ…

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