秘密な私の愛しき人
[穂樺&琉side]
[穂樺side]
“ピッ”
携帯の着信をきった。
相手は琉ちゃん。
もう…めっちゃ怖かった!!
電話だったけど向こう側黒いオーラが見えた気がした。
あの時…琉ちゃんが店に来た時は本当に心臓が止まったかと思った。
案の定、琉ちゃんは機嫌の悪いまま店を出て行ったときは悲しかった。
電話の時も怖かったし、どうしよう~~
「穂樺~。どうしたの?」
店からひょこっと美佳が顔を覗かした。
「美佳~。どうしよう~」
私は美佳に抱きつき理由を話した。
「なるほど~。確かに琉さん機嫌悪そうだったもんね」
「うぅ~。琉ちゃん私のメイド服見て幻滅したかな?」
「逆、逆!可愛いと思ったと思うよ」