秘密な私の愛しき人
*2人のお客様*
学園祭も無事に終わり、また普通の生活が始まった。


「穂樺!」


帰る準備をしていると廊下から声をかけられた。


「洸くん!」


そこには琉ちゃんの弟の洸くんがニコニコ笑っていた。


「どうしたの?」


近づくと顔が近づいてきた。


「今日さ、晩飯食いに行ってもいい?」


洸くんは私達が結婚してからたまに晩御飯を食べにくる。


学校からだったら洸くんの家より私の家のほうが近いもんね!


「いいよ♪」


ニコッと笑った。


「やったね!じゃあ一緒に帰ろうぜ」


「うん。すぐに帰る用意するから靴箱で待ってて」


「おう!あとでな」


洸くんは立ち去った。


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