秘密な私の愛しき人
「寝ぐせ、可愛いなっと思って」


私はクスクス笑いながら言った。

でも琉ちゃんは“可愛い”と言われるのは、あんまり嬉しくないみたい。


「へぇ~」


琉ちゃんが口角をあげる。


chu


琉ちゃんの不意打ちキスが降ってきた。


「穂樺のほうが100倍可愛いよ」


琉ちゃんはニコッと笑う。


私は不意打ちキスと甘いセリフに顔が赤くなってしまった。


どれだけ一緒にいてもきっと琉ちゃんには勝てないんだろうなぁ~


「穂樺、早く準備しないと学校に遅刻するんじゃねぇの?」


「えっ……あぁ~~!早くしなきゃ!」


こうして朝からバタバタな1日が始まった。




朝は琉ちゃんと一緒に朝ご飯を食べて先に行く琉ちゃんを見送る。


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