秘密な私の愛しき人
「ただいま。お袋いるー?」


家の玄関で洸くんが叫んだ。


すると奥から洸くんのお母さん、私のお姑さんが出てきた。



「おかえり、洸。………穂樺ちゃん!?どうしたの!?こんなに濡れて!」



「こんにちわ、おばさん」


私は少し頭を下げた。



「そんなことはどうでもいいから、とりあえずお風呂入っておいで。すぐにお湯貯めるから」


そう言われて私はすぐにお風呂に入れられた。



私は暖かいお湯に浸かった。



「穂樺ちゃん。着替えここに置いとくね」



洗面所からおばさんの声が聞こえた。



「すみません…。いきなりお邪魔したのに」


「いいのよ!穂樺ちゃんなら大歓迎だから!」


おばさんは洗面所から出て行った。


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