秘密な私の愛しき人
「琉が穂樺ちゃんに何かしたの?暴力とかはしなと思うんだけど…」



おばさんの問いに私はゆっくり頷いた。



そして私はおばさんにさっき見たことを話した。小実さんのことはある程度、伏せて。



おばさんはただ私の話を聞いてくれた。



「私、わからないんです…。琉ちゃんの気持ちが…

やっぱり…私じゃ、駄目なのかな…」



「……なぃ…」



「えっ?」


私が弱音を吐いたら、おばさんは何か呟いた。



「絶対に許せないわ!!琉のやつ!こんな可愛い奥さんをおいて元カノさんと会うなんてッ!!」


おばさんは拳を握りしめて立ち上がって怒った。



「おばさん?あの…」


私は意外な反応でびっくりしてしまった。



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