僕と彼女とフェレットと…
出会い1
「おいこうじ!♪」
出勤するなり、上司がご機嫌な様子。

僕「どうしました?」

上司「合コンしようぜ合コン!」


これまたいきなりだな


この時僕はまだ入社して二ヶ月程だったが、もう五年も勤めてる上司とは妙に馬が合っていた。


お互い金がないにも関わらず、ほぼ毎日一緒に酒を飲みに行っていた。


お互い彼女がいない事もあり、よく合コンしたいと言ってたからこの時は

「合コンしたいですね!」

と軽く流していた。


次の日

上司「来週合コンするぞ」

と言ってきた。
「了解であります!」


即答である。




だが気になる…上司はいったいどこの誰と合コンするのだろう。



妄想か!?

昼の休憩
同僚「こうじ君も来るんだって?」

僕「はい?」

同僚「合コンだよ。合コン」

僕「同僚さんも行くんですか?」

同僚「そうだよ」



はて?この同僚は僕の先輩なんだが、僕より十歳くらい年上。


この時

僕…二十五歳
上司…二十四歳

同僚…三十四歳


なんだか変な合コンになりそうだ。と感じながら話していると、


どうやらこの同僚が主催者のようだ。

彼女のいない上司の為に合コンを開いてあげようとゆう事らしい。


僕は



ただの人数合わせだった。テンションちょっと下がった。

ま、上司の為だし楽しめりゃいいかな

てな気持ちで合コンにいざ出陣!
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