Love Step
イメージチェンジ
えっ……?
まだ覚醒しない杏梨の頭が突然驚いた。
腰の上に置かれた腕と……頭の下にいつもと違う感覚……。
杏梨ははじかれたようにガバッと起き上がった。
「ん?杏梨?」
雪哉の眠そうな声。
「ゆ、ゆきちゃんっ!いつの間にっ!」
慌てた声に目を開けた雪哉はまだ眠そうな目を杏梨に向けた。
「杏梨……」
雪哉は腕を伸ばす。
杏梨の肩に触れると自分の胸へと引き寄せた。
「ゆきちゃんっ!」
顔から火が出そうなくらい戸惑う。
「ん……まだ早いよ……もう一度寝て」
ゆっくりと頭を撫でられる。
時計を見るとあと2時間は眠れる。
でもわたしの頬はシャツ越しだけどゆきちゃんの胸の位置。
心臓はドキドキ、バクバク。
絶対に眠れるわけがないよ……。
顔を動かしてゆきちゃんの顔を見ると小さな寝息をたてて眠っていた。
* * * * * *
「……梨……起きて」
「う……ん もうちょっと」
「杏梨、起きないとキスするぞ?」
「えっ!?」
大きく目を開けると笑っているゆきちゃんの顔が目に入る。
「そんなに嫌なの?落ち込むよ」
「え?……いや……その……」
起きぬけのキスなんか恥ずかしすぎるもん。
「おはよう」
雪哉は杏梨の頬を両手で囲むと唇にちゅっと音をたててキスをした。
「お、おはよう」
杏梨は急いで言うと雪哉の腕の中から抜け出した。
「か、顔洗ってくるね!」
取り繕うように急いで言うと部屋を出た。
まだ覚醒しない杏梨の頭が突然驚いた。
腰の上に置かれた腕と……頭の下にいつもと違う感覚……。
杏梨ははじかれたようにガバッと起き上がった。
「ん?杏梨?」
雪哉の眠そうな声。
「ゆ、ゆきちゃんっ!いつの間にっ!」
慌てた声に目を開けた雪哉はまだ眠そうな目を杏梨に向けた。
「杏梨……」
雪哉は腕を伸ばす。
杏梨の肩に触れると自分の胸へと引き寄せた。
「ゆきちゃんっ!」
顔から火が出そうなくらい戸惑う。
「ん……まだ早いよ……もう一度寝て」
ゆっくりと頭を撫でられる。
時計を見るとあと2時間は眠れる。
でもわたしの頬はシャツ越しだけどゆきちゃんの胸の位置。
心臓はドキドキ、バクバク。
絶対に眠れるわけがないよ……。
顔を動かしてゆきちゃんの顔を見ると小さな寝息をたてて眠っていた。
* * * * * *
「……梨……起きて」
「う……ん もうちょっと」
「杏梨、起きないとキスするぞ?」
「えっ!?」
大きく目を開けると笑っているゆきちゃんの顔が目に入る。
「そんなに嫌なの?落ち込むよ」
「え?……いや……その……」
起きぬけのキスなんか恥ずかしすぎるもん。
「おはよう」
雪哉は杏梨の頬を両手で囲むと唇にちゅっと音をたててキスをした。
「お、おはよう」
杏梨は急いで言うと雪哉の腕の中から抜け出した。
「か、顔洗ってくるね!」
取り繕うように急いで言うと部屋を出た。