Love Step
「あら?杏梨ちゃん 何か良いことでもあった?」
受付に戻った杏梨はチーフスタイリストの北島 遼平(きたじま りょうへい)と話をしていためぐみに話しかけられた。
遼平と目があってしまった杏梨はパッと頭を下げてからめぐみを見て嬉しそうに笑った。
「お仕事が終わったら、黒田さんに爪をきれいにしてもらえるんです♪」
「それは良かったわね、彼女、業界で有名な人だから」
「はい♪あっ!ちょっと呼ばれたみたいです 失礼します」
頭を下げるとお客様の方へといなくなった。
「はぁ~ 俺も杏梨ちゃんをいじってみたいな」
杏梨の後姿を見ながら遼平が言う。
「いじってみたいだなんて変態チックな言葉言わないでよ」
「あ~ 誤解だよ 誤解、髪をいじってみたいなって」
めぐみの軽蔑の眼差しを受けた遼平は慌てて弁解する。
「そんな事言ってると雪哉さんに殴られるわよ?」
めぐみが笑ってたしなめる。
「分かってるよ 雪哉さん、杏梨ちゃんの事可愛がっているもんな~」
杏梨ちゃん、最近めっきり変わったもんな~。
前なんか、声をかけるだけでさっと逃げていたし、視線なんて絶対に合わせてくれなかった。
今はにっこり笑いかけてくれるようになって更に可愛くなったし。
今度、デートに誘ってみようか。
「何かよからぬ事を企んでいませんこと?そのスケベなニヤケ顔は元に戻しなさい 遼平のファンが泣くわよ?」
遼平自身も気づかぬうちに顔がにやけていた。
「それに、雪哉さんはまるで父親のように杏梨ちゃんを大事にしているから、デートに誘うのなら殴られる覚悟するのね?もしくは首になるかもしれないわよ?」
平然と遼平を脅す言葉を言って、めぐみは奥へ去って行った。
受付に戻った杏梨はチーフスタイリストの北島 遼平(きたじま りょうへい)と話をしていためぐみに話しかけられた。
遼平と目があってしまった杏梨はパッと頭を下げてからめぐみを見て嬉しそうに笑った。
「お仕事が終わったら、黒田さんに爪をきれいにしてもらえるんです♪」
「それは良かったわね、彼女、業界で有名な人だから」
「はい♪あっ!ちょっと呼ばれたみたいです 失礼します」
頭を下げるとお客様の方へといなくなった。
「はぁ~ 俺も杏梨ちゃんをいじってみたいな」
杏梨の後姿を見ながら遼平が言う。
「いじってみたいだなんて変態チックな言葉言わないでよ」
「あ~ 誤解だよ 誤解、髪をいじってみたいなって」
めぐみの軽蔑の眼差しを受けた遼平は慌てて弁解する。
「そんな事言ってると雪哉さんに殴られるわよ?」
めぐみが笑ってたしなめる。
「分かってるよ 雪哉さん、杏梨ちゃんの事可愛がっているもんな~」
杏梨ちゃん、最近めっきり変わったもんな~。
前なんか、声をかけるだけでさっと逃げていたし、視線なんて絶対に合わせてくれなかった。
今はにっこり笑いかけてくれるようになって更に可愛くなったし。
今度、デートに誘ってみようか。
「何かよからぬ事を企んでいませんこと?そのスケベなニヤケ顔は元に戻しなさい 遼平のファンが泣くわよ?」
遼平自身も気づかぬうちに顔がにやけていた。
「それに、雪哉さんはまるで父親のように杏梨ちゃんを大事にしているから、デートに誘うのなら殴られる覚悟するのね?もしくは首になるかもしれないわよ?」
平然と遼平を脅す言葉を言って、めぐみは奥へ去って行った。