Love Step
杏梨は琴美の手伝いをする事になった。
手伝いといってもヘアーサロンの方の仕事も兼ねてで、琴美のお客様を案内したり飲み物の注文を受けたりする仕事だ。
ネイルサロンが軌道に乗ればアシスタントを採用する予定だ。
「杏梨ちゃん、気が利くから助かるわ」
琴美は使用したマニキュアの瓶を片付けている杏梨に言った。
「そんなことないです……」
大人な女性 琴美に褒められて杏梨の頬はポッと赤くなる。
「毎日、アルバイトで彼氏は文句言わないの?」
「え……?」
マニキュアを片付けている手が止まる。
「可愛いから彼氏いるんでしょ?」
そう言われて杏梨は困った。
お店の人にわたしとゆきちゃんの事、話したくない。
「いいえ……」
「本当に?若いからこれからよね~?」
口ではこう言っているが、琴美は内心はらわたが煮えくり返っていた。
幸せそうな貴方が許せない。
手伝いといってもヘアーサロンの方の仕事も兼ねてで、琴美のお客様を案内したり飲み物の注文を受けたりする仕事だ。
ネイルサロンが軌道に乗ればアシスタントを採用する予定だ。
「杏梨ちゃん、気が利くから助かるわ」
琴美は使用したマニキュアの瓶を片付けている杏梨に言った。
「そんなことないです……」
大人な女性 琴美に褒められて杏梨の頬はポッと赤くなる。
「毎日、アルバイトで彼氏は文句言わないの?」
「え……?」
マニキュアを片付けている手が止まる。
「可愛いから彼氏いるんでしょ?」
そう言われて杏梨は困った。
お店の人にわたしとゆきちゃんの事、話したくない。
「いいえ……」
「本当に?若いからこれからよね~?」
口ではこう言っているが、琴美は内心はらわたが煮えくり返っていた。
幸せそうな貴方が許せない。