Love Step
部屋着に着替えて、キッチンへ行くとゆきちゃんは買ったものを冷蔵庫にしまい終えた所だった。
「夕食にはまだ早いな」
まだ5時30分過ぎ。
いつもは8時から9時の間に夕食を食べるのでだいぶ早い。
「DVD見ようよ、あ!でも、お仕事があるんだったらいいけど・・・」
「いいよ 何を見ようか」
2人はテレビ台の引き出しを開けて、まだ封も切られていないアクションもののDVDにすることにした。
杏梨が雪哉と一緒に見ようと思って買ったのだが、忙しくて見ていなかったのだ。
「まだ見ていなかったんだね」
「うん、ゆきちゃんと一緒に見たかったんだもん」
無意識で可愛い事を言ってくれる……。
雪哉は微笑んだ。
DVDをセットしている間、杏梨がグラスに氷たっぷりのコーラを入れてきた。
「おいで」
雪哉はソファーには座らずに床に座ると杏梨を呼んだ。
「え……」
ゆきちゃんの足の間ってこと……?
驚いていると手を引っ張られてすっぽり雪哉の足の間に身を置く形になってしまった。
「ゆ、ゆきちゃん」
焦る杏梨を見て雪哉がクスリ笑う。
「クーラーが利いているから暑くないだろう?」
後ろから抱きかかえられている状態だ。
暑くはないけれど、背中にゆきちゃんの体温が感じられる。
「う、うん……」
心臓の音がゆきちゃんに聞こえちゃいそうだよ。
「夕食にはまだ早いな」
まだ5時30分過ぎ。
いつもは8時から9時の間に夕食を食べるのでだいぶ早い。
「DVD見ようよ、あ!でも、お仕事があるんだったらいいけど・・・」
「いいよ 何を見ようか」
2人はテレビ台の引き出しを開けて、まだ封も切られていないアクションもののDVDにすることにした。
杏梨が雪哉と一緒に見ようと思って買ったのだが、忙しくて見ていなかったのだ。
「まだ見ていなかったんだね」
「うん、ゆきちゃんと一緒に見たかったんだもん」
無意識で可愛い事を言ってくれる……。
雪哉は微笑んだ。
DVDをセットしている間、杏梨がグラスに氷たっぷりのコーラを入れてきた。
「おいで」
雪哉はソファーには座らずに床に座ると杏梨を呼んだ。
「え……」
ゆきちゃんの足の間ってこと……?
驚いていると手を引っ張られてすっぽり雪哉の足の間に身を置く形になってしまった。
「ゆ、ゆきちゃん」
焦る杏梨を見て雪哉がクスリ笑う。
「クーラーが利いているから暑くないだろう?」
後ろから抱きかかえられている状態だ。
暑くはないけれど、背中にゆきちゃんの体温が感じられる。
「う、うん……」
心臓の音がゆきちゃんに聞こえちゃいそうだよ。