Love Step
* * * * * *
「いただきまーす」
げんきんなもので幸せだと食べ物まで美味しく感じられた。
昨日まで食欲が無かった自分が嘘のようだ。
「あんまり食べ過ぎると胃が驚くよ?」
トーストにハムエッグ、ウィンナー、野菜サラダ、オレンジジュース、カフェオレ。
ほとんど食べられなかった数日で胃は小さくなっているはずなのに今日はたっぷり食べられる。
本当に胃が驚きそうだ。
「今日は店を休むといいよ」
「え?どうして?」
なんだか、ずっと休んでいる気が。
「昨日、無理させた……からかな」
その言葉に杏梨は再び顔に火が点いたかのように一気に熱くなった。
「もうっ!言わないでっ!」
頬を膨らませて雪哉を睨む。
「わかりました お姫様 あさっての出発のために今日はゆっくりしているといい」
「あ……」
そうだ、ママ達のところに行くんだった。
「俺も一緒に行くから 一人で行くなんていうなよ?もちろん先に帰らなくてはならないけれど」
「ゆきちゃん……」
「わかった?」
聞かれて杏梨は素直な気持ちで頷いた。
「いただきまーす」
げんきんなもので幸せだと食べ物まで美味しく感じられた。
昨日まで食欲が無かった自分が嘘のようだ。
「あんまり食べ過ぎると胃が驚くよ?」
トーストにハムエッグ、ウィンナー、野菜サラダ、オレンジジュース、カフェオレ。
ほとんど食べられなかった数日で胃は小さくなっているはずなのに今日はたっぷり食べられる。
本当に胃が驚きそうだ。
「今日は店を休むといいよ」
「え?どうして?」
なんだか、ずっと休んでいる気が。
「昨日、無理させた……からかな」
その言葉に杏梨は再び顔に火が点いたかのように一気に熱くなった。
「もうっ!言わないでっ!」
頬を膨らませて雪哉を睨む。
「わかりました お姫様 あさっての出発のために今日はゆっくりしているといい」
「あ……」
そうだ、ママ達のところに行くんだった。
「俺も一緒に行くから 一人で行くなんていうなよ?もちろん先に帰らなくてはならないけれど」
「ゆきちゃん……」
「わかった?」
聞かれて杏梨は素直な気持ちで頷いた。