Love Step
雪哉が電話をかけた相手は、高校生の頃からの友人で探偵を職業にしている。
彼の名前は志岐島 裕嗣 (しきしま ひろつぐ)。
大学を卒業後、警察学校へ入り警察官の道に入ったが1年で辞めてしまい探偵になった異色の友人だ。
雪哉が調べて欲しいと言うと、電話の向こうで豪快な笑い声が聞こえてきた。
『なんだよ 雪哉のことだから、女関係か?』
「女関係……近いものはある メールでデータを送るからその人物を調べて欲しいんだ」
『その人物を調べる?なんか漠然としているな』
「俺にも分からないんだ 彼女がかかわってるのか、それとも関係ないのか」
『分かった!引き受けるよ だけど2週間待ってくれないか?今日の午後から北海道で仕事なんだ 急ぎなら別の奴にやらせるけど』
親友の頼みなのですぐにでも取り掛かってやりたいが先約の仕事がある。
2週間か……。
信頼できる裕(ひろ)にやってもらいたい。
「いや、帰って来るまで待つよ」
『了解!』
電話を切ると、パソコンに黒田 琴美の履歴書をデータにして裕嗣にメールで送った。
彼の名前は志岐島 裕嗣 (しきしま ひろつぐ)。
大学を卒業後、警察学校へ入り警察官の道に入ったが1年で辞めてしまい探偵になった異色の友人だ。
雪哉が調べて欲しいと言うと、電話の向こうで豪快な笑い声が聞こえてきた。
『なんだよ 雪哉のことだから、女関係か?』
「女関係……近いものはある メールでデータを送るからその人物を調べて欲しいんだ」
『その人物を調べる?なんか漠然としているな』
「俺にも分からないんだ 彼女がかかわってるのか、それとも関係ないのか」
『分かった!引き受けるよ だけど2週間待ってくれないか?今日の午後から北海道で仕事なんだ 急ぎなら別の奴にやらせるけど』
親友の頼みなのですぐにでも取り掛かってやりたいが先約の仕事がある。
2週間か……。
信頼できる裕(ひろ)にやってもらいたい。
「いや、帰って来るまで待つよ」
『了解!』
電話を切ると、パソコンに黒田 琴美の履歴書をデータにして裕嗣にメールで送った。