Love Step
小さなノックと共に雪哉が入って来た。
「雪哉くん、こんな時間に来たりしてお仕事大丈夫なの?」
入って来た雪哉を貴美香が気遣う。
「1時間後に予約が入っているのですぐに戻ります あっ、遼平が貴美香さんの為に時間を空けて待っていますと言っていましたよ 良かったら行ってやってください 遼平が喜びますから」
貴美香の担当は遼平だった。
「あら、うれしいわ 帰る前に行くわ 後で予約を入れますって言っておいてくれる?」
「伝えておきます」
雪哉が微笑んだ。
端整な顔の義息子を見て相変わらずカッコいいと思ってしまう。
杏梨が好きになるのも無理はないわね。
冬木家の男性に惹かれるのは私の遺伝のせいかしら。
そんな事を考えてフッと笑ってしまった貴美香だった。
ベッドの方を見ると雪哉が覗き込むようにして眠っている杏梨を見ている。
杏梨を見つめる目が優しい。
横から見ていた貴美香はますますこの2人の関係を確信した。
まあ……起きたら杏梨が話してくれるって言ったしね。
杏梨の顔を見た雪哉はすぐに帰って行った。
「雪哉くん、こんな時間に来たりしてお仕事大丈夫なの?」
入って来た雪哉を貴美香が気遣う。
「1時間後に予約が入っているのですぐに戻ります あっ、遼平が貴美香さんの為に時間を空けて待っていますと言っていましたよ 良かったら行ってやってください 遼平が喜びますから」
貴美香の担当は遼平だった。
「あら、うれしいわ 帰る前に行くわ 後で予約を入れますって言っておいてくれる?」
「伝えておきます」
雪哉が微笑んだ。
端整な顔の義息子を見て相変わらずカッコいいと思ってしまう。
杏梨が好きになるのも無理はないわね。
冬木家の男性に惹かれるのは私の遺伝のせいかしら。
そんな事を考えてフッと笑ってしまった貴美香だった。
ベッドの方を見ると雪哉が覗き込むようにして眠っている杏梨を見ている。
杏梨を見つめる目が優しい。
横から見ていた貴美香はますますこの2人の関係を確信した。
まあ……起きたら杏梨が話してくれるって言ったしね。
杏梨の顔を見た雪哉はすぐに帰って行った。