Love Step
食事会
食事会の場所はお隣の冬木家。
ゆずるさん一家とゆきちゃんは6時頃に来る予定でママは早くから食事の準備をした。
私も借り出されてお手伝い。
「杏梨ちゃん、日曜日なのに手伝わせてごめんね?」
キッチンでデニム地のエプロンをつけた私に謝りに来た春樹おじさん。
春樹おじさんはもうすぐ50歳になるらしいけど、若々しく素敵な人だ。
もちろん美形2人のお父さんなのだから昔はもっとカッコ良かったのだろうと思う。
「いいんです 何も用はなかったし」
春樹おじさんににこっと笑う。
その笑顔を見て春樹は「可愛いな」と思うのだが口には出さない。
杏梨は可愛いという言葉にも拒絶反応を起こすからだ。
「どこかで食事と思ったのだけどね 貴美香さんがそれではゆっくり話も出来ないからってね」
優しい春樹おじさんはママの言いなり。
話の節々にママが好きなんだなぁ~って感じる言葉が良く出てくる。
「今日は陸君も来るんですよね?」
陸くんはゆずるさんの息子で春樹おじさんの初孫。
「ああ 来るよ ゆずるが杏梨ちゃんと会うのを楽しみにしていたよ」
ゆずるさんと会うのは陸君を出産して以来だった。
陸君、3ヶ月になったばかりだから可愛いだろうな。
ゆずるさん一家とゆきちゃんは6時頃に来る予定でママは早くから食事の準備をした。
私も借り出されてお手伝い。
「杏梨ちゃん、日曜日なのに手伝わせてごめんね?」
キッチンでデニム地のエプロンをつけた私に謝りに来た春樹おじさん。
春樹おじさんはもうすぐ50歳になるらしいけど、若々しく素敵な人だ。
もちろん美形2人のお父さんなのだから昔はもっとカッコ良かったのだろうと思う。
「いいんです 何も用はなかったし」
春樹おじさんににこっと笑う。
その笑顔を見て春樹は「可愛いな」と思うのだが口には出さない。
杏梨は可愛いという言葉にも拒絶反応を起こすからだ。
「どこかで食事と思ったのだけどね 貴美香さんがそれではゆっくり話も出来ないからってね」
優しい春樹おじさんはママの言いなり。
話の節々にママが好きなんだなぁ~って感じる言葉が良く出てくる。
「今日は陸君も来るんですよね?」
陸くんはゆずるさんの息子で春樹おじさんの初孫。
「ああ 来るよ ゆずるが杏梨ちゃんと会うのを楽しみにしていたよ」
ゆずるさんと会うのは陸君を出産して以来だった。
陸君、3ヶ月になったばかりだから可愛いだろうな。