Love Step
午後遅くに目を覚ました。
「うわっ もう5時っ?」
目覚まし時計を見てほとんど一日眠っていたことに驚く。
寝すぎて頭が重い。
鏡を見るとまだ目も腫れぼったい。
「ひどい顔……」
片手で顔を何度も洗っているとお腹がぐぅーと音をたてた。
「なんか食べよう」
キッチンでカップラーメンを見つけてそれを食べる事にした。
テレビをつけて夕方のニュースを見ながら少し早い夕食。
食べ終わったらゆきちゃんのところに行こうかな……。
あっ、だめだ……。
お店に行ったら琴美さんに会っちゃうかもしれない……。
「はぁ~」
深いため息が出てしまう。
カップラーメンからお腹をくすぐる匂いがした時、インターフォンが鳴った。
「誰だろう」
モニターの前に行くとゆずるが映っていた。
「ゆずるさんっ!」
『良かった~ いたのね 携帯に電話してもつながらないから来てみたの 雪哉がたぶん寝ているんだろうって』
「あ……今、開けましたっ どうぞ」
* * * * * *
リビングルームに入ったゆずるはテーブルの上のカップラーメンを見て顔をしかめた。
「まだ食べていないわよね?」
ゆずるは持ってきたたくさんの紙袋の一つをテーブルの上に置いた。
「お寿司を買ってきたの」
「あ、ありがとうございます」
ゆきちゃんから話を聞いているのか、腫れぼったい目のことに触れない。
知っていてもこちらから言わなければ黙って見守ってくれるゆずるさんだから、いてくれるだけでなんだかホッとする。
ゆずるさんはゆきちゃんが帰ってくる9時まで一緒にいてくれた。
「うわっ もう5時っ?」
目覚まし時計を見てほとんど一日眠っていたことに驚く。
寝すぎて頭が重い。
鏡を見るとまだ目も腫れぼったい。
「ひどい顔……」
片手で顔を何度も洗っているとお腹がぐぅーと音をたてた。
「なんか食べよう」
キッチンでカップラーメンを見つけてそれを食べる事にした。
テレビをつけて夕方のニュースを見ながら少し早い夕食。
食べ終わったらゆきちゃんのところに行こうかな……。
あっ、だめだ……。
お店に行ったら琴美さんに会っちゃうかもしれない……。
「はぁ~」
深いため息が出てしまう。
カップラーメンからお腹をくすぐる匂いがした時、インターフォンが鳴った。
「誰だろう」
モニターの前に行くとゆずるが映っていた。
「ゆずるさんっ!」
『良かった~ いたのね 携帯に電話してもつながらないから来てみたの 雪哉がたぶん寝ているんだろうって』
「あ……今、開けましたっ どうぞ」
* * * * * *
リビングルームに入ったゆずるはテーブルの上のカップラーメンを見て顔をしかめた。
「まだ食べていないわよね?」
ゆずるは持ってきたたくさんの紙袋の一つをテーブルの上に置いた。
「お寿司を買ってきたの」
「あ、ありがとうございます」
ゆきちゃんから話を聞いているのか、腫れぼったい目のことに触れない。
知っていてもこちらから言わなければ黙って見守ってくれるゆずるさんだから、いてくれるだけでなんだかホッとする。
ゆずるさんはゆきちゃんが帰ってくる9時まで一緒にいてくれた。