Love Step
「なんだ、聞こえていたのか 見つければいいって言ってもな?出会いが無いんだよ 出会いがっ おっ!そうだ!ヘアーサロンの子、紹介してくれないか?」
「杏梨、ヒロから離れて、 飢えたオオカミだから危ない」
なぜか志岐島の隣に座っていた杏梨は素直に立った。
「ひでえ~ 俺は飢えたオオカミじゃないから座ってよ 杏梨ちゃん」
見た目と中身がずいぶん違う志岐島に杏梨は声をたてて笑った。
「ゆきちゃん、わたしはもう寝るね」
眠いのもあるが、2人で積もり積もった話があるだろうと杏梨は気を利かせたのだ。
「え~ もう寝ちゃうの?」
志岐島が残念そうだ。
「はい おやすみなさい 志岐島さん ゆきちゃん」
「おやすみ」
「ほんと、素直で可愛くて雪哉が羨ましいよ」
リビングのドアが閉まると志岐島が口を開く。
「宝物だから何か起こってからでは遅いんだ 引き続き調査を頼むよ」
「俺が黒田 琴美に接触してみようか?」
杏梨ちゃんに危害を加えないように説得する事も出来るし、そもそも今までやった事は幼稚だから、こちらの出方しだいでは事はおさまるかもしれない。
「そうだな……おりをみて会ってもらおうか」
「OK とりあえず乾杯でもするか?」
2人はビールの入ったグラスをカチンと合わせた。
「杏梨、ヒロから離れて、 飢えたオオカミだから危ない」
なぜか志岐島の隣に座っていた杏梨は素直に立った。
「ひでえ~ 俺は飢えたオオカミじゃないから座ってよ 杏梨ちゃん」
見た目と中身がずいぶん違う志岐島に杏梨は声をたてて笑った。
「ゆきちゃん、わたしはもう寝るね」
眠いのもあるが、2人で積もり積もった話があるだろうと杏梨は気を利かせたのだ。
「え~ もう寝ちゃうの?」
志岐島が残念そうだ。
「はい おやすみなさい 志岐島さん ゆきちゃん」
「おやすみ」
「ほんと、素直で可愛くて雪哉が羨ましいよ」
リビングのドアが閉まると志岐島が口を開く。
「宝物だから何か起こってからでは遅いんだ 引き続き調査を頼むよ」
「俺が黒田 琴美に接触してみようか?」
杏梨ちゃんに危害を加えないように説得する事も出来るし、そもそも今までやった事は幼稚だから、こちらの出方しだいでは事はおさまるかもしれない。
「そうだな……おりをみて会ってもらおうか」
「OK とりあえず乾杯でもするか?」
2人はビールの入ったグラスをカチンと合わせた。