Love Step
「杏梨ちゃん!」
家に入るなりゆずるが杏梨に抱きついた。
女性に抱きつかれるのはまったく平気。
抱きつかれてふんわりと甘い香水の香りが漂った。
大人の女性の香り。
「ゆ、ゆずるさんっ!」
「そんなに驚かないでよ いつもの事でしょう?」
冬木家はみんな背が高く、ゆずるさんも170cmはあるから154cmしかない杏梨はいつも振り回されてしまう。
実の妹のように杏梨を可愛がってくれるのは毎度の事だ。
そんなゆずるさんの後ろにご主人の健太郎さんが陸君を抱っこして立っていた。
「こんばんは 健太郎さん」
やっとゆずるさんの旦那様にも慣れて来た。
最初の頃は健太郎さんと目を合わせないようにしていた。
「こんばんは 杏梨ちゃん」
男性恐怖症の私に健太郎さんは気遣い、私から話しかけない限り話しては来なかった。
家に入るなりゆずるが杏梨に抱きついた。
女性に抱きつかれるのはまったく平気。
抱きつかれてふんわりと甘い香水の香りが漂った。
大人の女性の香り。
「ゆ、ゆずるさんっ!」
「そんなに驚かないでよ いつもの事でしょう?」
冬木家はみんな背が高く、ゆずるさんも170cmはあるから154cmしかない杏梨はいつも振り回されてしまう。
実の妹のように杏梨を可愛がってくれるのは毎度の事だ。
そんなゆずるさんの後ろにご主人の健太郎さんが陸君を抱っこして立っていた。
「こんばんは 健太郎さん」
やっとゆずるさんの旦那様にも慣れて来た。
最初の頃は健太郎さんと目を合わせないようにしていた。
「こんばんは 杏梨ちゃん」
男性恐怖症の私に健太郎さんは気遣い、私から話しかけない限り話しては来なかった。