Love Step
朱色の首里城を高校生に混ざって見学する。
時間がないので急ぎ足で。
首里城公園では黒糖シャーベットを食べた。
甘さが控えめでほっとする味だ。
昼食も沖縄料理のお店に入り、沖縄そば定食を食べた。
小麦の麺に鰹と豚のだしであっさりしたスープはおいしかった。
「おなかいっぱ~い♪おいしかったねっ」
「意外とさっぱりしていておいしかったな」
杏梨はぐるっと店内を見渡して壁にかかっている時計に目をとめた。
「いけないっ!もう2時だよっ!早く行かなくちゃっ」
まだまだたっぷり楽しむ気でいる杏梨だ。
この分だと夜は夕食を食べたらすぐに眠ってしまいそうだな……。
すぐに眠らせる気はサラサラない雪哉だった。
* * * * *
「きゃーっ!可愛いお部屋~!!」
宿泊場所のホテルの部屋に入った杏梨は感激の声をあげた。
部屋は白とブルーを基調とした清潔感溢れている。
バッグを机の上に置いて窓辺に近づく。
大きな窓から夕日が差し込み、海を朱色に染めている景色に杏梨は感動して声も出なくなった。
背後に雪哉が立つ。
時間がないので急ぎ足で。
首里城公園では黒糖シャーベットを食べた。
甘さが控えめでほっとする味だ。
昼食も沖縄料理のお店に入り、沖縄そば定食を食べた。
小麦の麺に鰹と豚のだしであっさりしたスープはおいしかった。
「おなかいっぱ~い♪おいしかったねっ」
「意外とさっぱりしていておいしかったな」
杏梨はぐるっと店内を見渡して壁にかかっている時計に目をとめた。
「いけないっ!もう2時だよっ!早く行かなくちゃっ」
まだまだたっぷり楽しむ気でいる杏梨だ。
この分だと夜は夕食を食べたらすぐに眠ってしまいそうだな……。
すぐに眠らせる気はサラサラない雪哉だった。
* * * * *
「きゃーっ!可愛いお部屋~!!」
宿泊場所のホテルの部屋に入った杏梨は感激の声をあげた。
部屋は白とブルーを基調とした清潔感溢れている。
バッグを机の上に置いて窓辺に近づく。
大きな窓から夕日が差し込み、海を朱色に染めている景色に杏梨は感動して声も出なくなった。
背後に雪哉が立つ。