Love Step
「いい匂いがする」
キッチンで料理をしているといつの間にか雪哉が立っていた。
「あっ!お帰りなさい 気づかなくてごめんなさい」
鍋をかき回す手を止めて雪哉を見る。
「何を作ってくれているの?」
キッチンへ入ってきて杏梨の肩越しから鍋の中身を見る。
「ブイヤベースとカルボナーラ♪ゆきちゃん、ブイヤベース好きだよね?カルボナーラはわたしが食べたかったの」
「ご馳走だね 何かあるのかな?」
「えっ?何ももないよ ゆきちゃんに喜んでもらいたかったの」
「嬉しい事を言ってくれるね ありがとう」
こめかみに雪哉の唇を感じて、おたまを鍋の中に落としそうになった。
「ゆきちゃんっ!不意打ちはやめて 驚くでしょ」
雪哉を見上げて軽く睨む。
「いい加減に慣れて欲しいな」
今度は髪に唇が当てられた。
「着替えてくるよ」
笑いながらキッチンを出て行く雪哉を見て杏梨の顔は自然と笑みを浮かべていた。
キッチンで料理をしているといつの間にか雪哉が立っていた。
「あっ!お帰りなさい 気づかなくてごめんなさい」
鍋をかき回す手を止めて雪哉を見る。
「何を作ってくれているの?」
キッチンへ入ってきて杏梨の肩越しから鍋の中身を見る。
「ブイヤベースとカルボナーラ♪ゆきちゃん、ブイヤベース好きだよね?カルボナーラはわたしが食べたかったの」
「ご馳走だね 何かあるのかな?」
「えっ?何ももないよ ゆきちゃんに喜んでもらいたかったの」
「嬉しい事を言ってくれるね ありがとう」
こめかみに雪哉の唇を感じて、おたまを鍋の中に落としそうになった。
「ゆきちゃんっ!不意打ちはやめて 驚くでしょ」
雪哉を見上げて軽く睨む。
「いい加減に慣れて欲しいな」
今度は髪に唇が当てられた。
「着替えてくるよ」
笑いながらキッチンを出て行く雪哉を見て杏梨の顔は自然と笑みを浮かべていた。