Love Step
「うっ!!!いっ……て!」
杏梨の胸に舌を這わせていたあきらの動きが止まった。
一瞬、なにが起こったのか分からず、あきらは痛みを堪えて振り向くと琴美がぶるぶる身体を震わせて立っていた。
グラスのかけらに赤い血が付いている。
「何をしたんだよ!」
背中にズキズキとする痛みに立ち上がった。
あきらの背中から血が流れて杏梨は目を見張った。
すぐに琴美を見る。
「琴美さんっ!?」
「お前、血迷ったのかよっ!」
ズキズキと指された傷口の痛みに息を飲みながら琴美に近づく。
「こないでっ!」
グラスのかけらをぎゅっと握っていた琴美は振り上げた。
「杏梨ちゃん、こっちに来て!」
杏梨はブラウスをかき合わせながら呆然と立っているあきらを避けて琴美の元へ行った。
「お前、こんなことしてただじゃすまないぞ!?」
あきらは振り絞るような声で脅す。
杏梨の胸に舌を這わせていたあきらの動きが止まった。
一瞬、なにが起こったのか分からず、あきらは痛みを堪えて振り向くと琴美がぶるぶる身体を震わせて立っていた。
グラスのかけらに赤い血が付いている。
「何をしたんだよ!」
背中にズキズキとする痛みに立ち上がった。
あきらの背中から血が流れて杏梨は目を見張った。
すぐに琴美を見る。
「琴美さんっ!?」
「お前、血迷ったのかよっ!」
ズキズキと指された傷口の痛みに息を飲みながら琴美に近づく。
「こないでっ!」
グラスのかけらをぎゅっと握っていた琴美は振り上げた。
「杏梨ちゃん、こっちに来て!」
杏梨はブラウスをかき合わせながら呆然と立っているあきらを避けて琴美の元へ行った。
「お前、こんなことしてただじゃすまないぞ!?」
あきらは振り絞るような声で脅す。