Love Step
* * * * * *
杏梨はマンションに着いても眠っていた。
心に負担をかけてしまったか……。
マンションへ戻った雪哉は杏梨をベッドに寝かせると、リビングへ行った。
店に電話をかけ今日は戻らない事を告げる。
幸い、予約は入れておらずお客様に迷惑をかけないで済んだ。
店の電話を切ると姉のゆずるに電話をかけた。
『珍しいわね?どうしたの?杏梨ちゃんに何かあったの?』
電話に出るなり続けざまに聞く。
「やっぱり姉さんは勘が良いな」
雪哉は先ほどの事を話すとゆずるはすぐに行くと言い電話が切れた。
眠っている杏梨が顔をしかめた。
「杏梨ちゃん?」
ゆずるが声をかけると杏梨の目蓋がうっすらと開いた。
「ゆずる……さん……」
どうしてゆずるさんが……?
「お店を飛び出そうとした事、覚えてる?」
「あ……」
そうだ……洋服を見ていたらパニックになって……。
「ゆきちゃん!」
ガバッと起き上がりキョロキョロと部屋を見回す。
「雪哉はリビングにいるわ」
「どうしよう……わたし、ゆきちゃんに悪いことしちゃった……」
そう思うと涙が溢れ出した。
杏梨はマンションに着いても眠っていた。
心に負担をかけてしまったか……。
マンションへ戻った雪哉は杏梨をベッドに寝かせると、リビングへ行った。
店に電話をかけ今日は戻らない事を告げる。
幸い、予約は入れておらずお客様に迷惑をかけないで済んだ。
店の電話を切ると姉のゆずるに電話をかけた。
『珍しいわね?どうしたの?杏梨ちゃんに何かあったの?』
電話に出るなり続けざまに聞く。
「やっぱり姉さんは勘が良いな」
雪哉は先ほどの事を話すとゆずるはすぐに行くと言い電話が切れた。
眠っている杏梨が顔をしかめた。
「杏梨ちゃん?」
ゆずるが声をかけると杏梨の目蓋がうっすらと開いた。
「ゆずる……さん……」
どうしてゆずるさんが……?
「お店を飛び出そうとした事、覚えてる?」
「あ……」
そうだ……洋服を見ていたらパニックになって……。
「ゆきちゃん!」
ガバッと起き上がりキョロキョロと部屋を見回す。
「雪哉はリビングにいるわ」
「どうしよう……わたし、ゆきちゃんに悪いことしちゃった……」
そう思うと涙が溢れ出した。