お隣りは先生!?
場面は、王子様がガラスの靴を持って、シンデレラを探している所に変わった。



「この靴が、ピッタリ合う人を探しています。」

義理姉達二人が、靴に挑戦するも、全く入らない......

「あの。私にも試させて頂けませんか?」

みすぼらしい服を来た、私が登場して、靴を履く。

当たり前だけど、ピッタリ。



「おぉ!貴方があの時の......どうか私の妃になってくれませんか?」

これが、役とかじゃなくて、本当に先生が私に言ってくれてたら良いのに......

そんな事、あり得ない話だけどね......

「はい。喜んで......」

って言う台詞が、妙に緊張した。



ナレーションが流れ、私達の舞台は、たくさんの拍手に包まれて幕を閉じた。
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