お隣りは先生!?
クラス全員での打ち上げが終わり、帰ろうとする私と先生は、亜希と櫻井先生と智也に引き止められた。

「で?結局お二人はどうなったの?」

と亜希が言う。



......やっぱり、バレましたか?

チラッと先生の方を見ると、先生も私の方を見てて......

この人達には隠せない......
と判断した私達は、正直に話す事にした。



「つ......付き合う事になりました......」

と私が言うと

「やっぱり!キャー!舞波ー!おめでとー!安東ちゃんと幸せになりなよ!」

と亜希が抱き付いてきた。

「うわっ。......うん。ありがとう。亜希。」

でもさ......
その前に......

「亜希達はどうなの?」

「へ?」

キョトーンとしている亜希に、私は勇気を持って聞いてみた。

「だから......亜希と櫻井先生の関係だよ......」

「あぁ!そういう事ね!付き合ってるよ!」

あ......あっさりですね......

「あー!亜希!何でそう、あっさり言うんだよ!」

櫻井先生、顔真っ赤ですよ?いつものクールさが全くない。

「えー?良いじゃん。言ったって!」

「良くない!」

「......先生は私の事好きじゃないの?」

「うっ......いや......好きだよ!」

......もしもーし?
私達の存在忘れてませんか?

まぁ......良いけれど......
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