実話~運命~
「出来たっ!!里美色白いから黒ファンデせんかったんやけど正解だったわ。可愛いで!!」
「うん、千尋うまいわ!!ま、里美の土台がええからやろうけどな。」
「うっさいわボケ。」
横で2人がケンカのように言い合いをしている。
そんなこと言われてもわたしは鏡を持ってないから見ることも出来ない。
かと言って貸してという一言がまだ口に出せない。
そんなときだった。
「うおっ、里美えらい変わりようやんか。」
話し込んでいた洋介くんがわたしを見て驚いた。
そんなに変わったの??
そう思ってちょっと手で顔に触れた。
まつ毛は硬くパサパサしていて上にカールしていた。
そして少なくなった眉。
でもそれくらいしか変わりようがわからない。
その時目の前に大きな鏡が現れた。
「ほら、わたしうまいやろ??」
千尋ちゃんが鏡を持ってないことに気付き見せてくれた。
確かに変わった。
肌は白くなってところどころにあったニキビがなくなっているように見える。
目は前より大きく見えるしクッキリしている。
頬はピンクに染まり、眉は細く整えられて唇も光ってる。
「里美、可愛いな。」
金髪の髪をした男がわたしを見て言った。
「うわっ、大悟に狙われたで…里美。大悟は一度好きになるとしつこいから気いつけなあかんで!!」
「うっせー犯すぞ!!」
わたしに教えてくれた千尋ちゃんが犯すぞと平気で言われている。
あぁ、こういう世界なんだ、洋介くんたちは。
こわいのに初めて輪に入れてもらえたような気がして少しずつ楽しくなってきていた。
「うん、千尋うまいわ!!ま、里美の土台がええからやろうけどな。」
「うっさいわボケ。」
横で2人がケンカのように言い合いをしている。
そんなこと言われてもわたしは鏡を持ってないから見ることも出来ない。
かと言って貸してという一言がまだ口に出せない。
そんなときだった。
「うおっ、里美えらい変わりようやんか。」
話し込んでいた洋介くんがわたしを見て驚いた。
そんなに変わったの??
そう思ってちょっと手で顔に触れた。
まつ毛は硬くパサパサしていて上にカールしていた。
そして少なくなった眉。
でもそれくらいしか変わりようがわからない。
その時目の前に大きな鏡が現れた。
「ほら、わたしうまいやろ??」
千尋ちゃんが鏡を持ってないことに気付き見せてくれた。
確かに変わった。
肌は白くなってところどころにあったニキビがなくなっているように見える。
目は前より大きく見えるしクッキリしている。
頬はピンクに染まり、眉は細く整えられて唇も光ってる。
「里美、可愛いな。」
金髪の髪をした男がわたしを見て言った。
「うわっ、大悟に狙われたで…里美。大悟は一度好きになるとしつこいから気いつけなあかんで!!」
「うっせー犯すぞ!!」
わたしに教えてくれた千尋ちゃんが犯すぞと平気で言われている。
あぁ、こういう世界なんだ、洋介くんたちは。
こわいのに初めて輪に入れてもらえたような気がして少しずつ楽しくなってきていた。