実話~運命~
まだ眠れない日々が続いた。

母親と裕太は寝てたけどわたしは窓を見ながら1日中起きとった。

開けていく空が眩しいはずなのに眩しさを感じることができなかった。

きっと心があまりに暗いから光が太陽くらいじゃ足りなかったんだ。



わたしのこれからの行方が見えなかった。


きっとこのままのたれ死んでしまうんやないかなって思った。


それもええかなって思った。





でもこのときのわたしを助けた人は意外にも意外、あの人やった。
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