実話~運命~
わたしが着くと山崎さんから”なんで志水と番号交換しとんねん。”とすごく責められ、そのまま山崎さんとも番号を交換した。


そして普通に仕事の話を聞いたり話したりしながら過ごし、聞いた。

「いつもこんなやって2人で飲んだりしとるんですか??」


それに山崎さんがため息をつきながら言った。


「今日は…俺と志水の失恋した日なんよ。」


「失恋!?同じ人にですか???」


「そうや。今日うちの事務員の子が結婚するって発表しよってん。俺らの憧れの子がな…。」


なんや、そんな意味かい。


「ほんま可愛い子やったんよ。彼氏おったんのは知っとったけど…結婚とはな…。」


次に志水さんが言った。


「2人は彼女おらんのですか??」


「それ…嫌味か?里美ちゃんは彼氏おるん??」


山崎さんがすごい形相で睨みながら言った。


「わたしいますよ。彼氏。」


すると山崎さんがため息をつきながら言った。


「写真ないんか??」


「ありますけど…。」


そう言って携帯の中にある写メを見せた。


「外人やないか!!かっこええ男と付き合ってんやなー…こりゃ俺は無理やな。諦めとこ。」


なんやそれと思いながら苦笑いで笑った。

その後志水さんもウィルの画像を見て驚いていた。
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