実話~運命~
それから怒った山崎さんがわたしをガンガン飲ませた。

2軒目に行ったBARでスピリタスというお酒も飲んだ。

それのお陰でわたしは…そこで酔いつぶれるというか、酔っ払って記憶をなくすという醜態を見せてしまった。



目覚めたのは声を掛けてもらったときやった。


「里美ちゃん、起きんとそろそろヤバいやろ??大丈夫なん??」


「うぅーん頭痛い…。」


「大丈夫?水持って来るわ。」


「ウィル~…ごめんな~。」


「はは、誰やねん、ウィルて。」


その笑い声にハッとしてちゃんと周りを見た。

そこは来たことも見たこともない部屋やった。


そして台所から水を持ってきてくれていたのは紛れもなく志水さんやった…。



「えぇ~!?!?!?!?」
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