実話~運命~
それからほんまにウィルは毎日仕事が終わると迎えにきてくれた。

店から家に行くだけ。

毎日、それだけで連れまわされるようなんてことはなかった。

その中で1度も返事をせかすようなことはなかった。

昔みたいにバカ話ばっかりしとった。

変わったのはキス、いやわたしに一切触れてこないということだけ。

触れて欲しい思うわたしがどこかにおって、やっぱりウィルのこと好きなんや。戻ろうかな…。

思ったときに土曜日が来た。


仕事始めて初の土日の連休。

久しぶりの遠出。


久しぶりのウィル以外の男の人。



ちょっとドキドキやった。

手、出されたりせんのやろか??

とか思ったりもしとった。
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