実話~運命~
世間一般の休日のお昼に動くのはUSJ以来。

販売業のわたしにはそれといっていいほど休日に休みがなかったから。

天気は生憎の雨。


屋内施設でってことでショッピングしたり、ボウリングしたりした。

いつも通り。

さっきエッチしとったなんて考えられへん。

いつも通り笑って、話して、歩いて。

何も変わらへん。

大丈夫や、これで元に戻れるんやって思っとった。


遊びまくって夜に部屋に戻った。

わたしは家に送ってもらえると思っとったのに志水さんが


「たまには手料理食べさせたる。」


って言うから。

下手らしいけど下手なりに作るからって。


その間わたしはタバコ吸ったり、寝転んだり、テレビ見たり。

いつも家におるときのように過ごしとった。


しばらくしていい匂いがし始めた。

ガーリックの香ばしい香り。


それから数十分後に志水さんの”できあがり。”って言葉でお皿とか見たらサラダにパスタにチキンステーキが出来上がっとった。

見た感じ、すごい美味しそう。

もちろん食べても美味しかった。
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