実話~運命~
「わたしですね…高校卒業してから…」
そう言うと志水さんはわたしの言葉を遮った。
「重いもん、抱えとるよな、里美ちゃんは。俺、知ってるから。前酔って言うとったで??覚えてないと思うけど。」
「えぇっ!?!?!?」
知ってた…。
恥ずかしくてほんま死にそうやった…。
しかも覚えてへんし、何て言うたんやろ…。
「風俗やろ?嘘つかれて金取られよった言うとったな。でも友達が救ってくれたっても言うとった。あのときの里美ちゃん、ほんまに友達に感謝してるような顔しとったで。」
穴があったら入りたいっていう言葉はこういうときに使うもんやろうなって思った。
黙ってるわたしの手を志水さんは取った。
手を握ってまた続けた。
「そんなん関係ないから。気になんてせん。そんな小さい男やないで~??」
また最高の笑顔だった。
あまりに嬉しくて、全てを受け入れてくれる人やって思って…わたしは涙を流した。
「泣き虫やな…。」
そう言って片方の手でわたしを抱き寄せてくれた。
「わたし…志水さんと付き合いたいです…。」
小さくそう呟くと
「幸せにしたるから。」
そう言ってわたしの頭に手をまわして優しく抱きしめてくれた。
この日からわたしは志水翔太という彼氏が出来た。
そう言うと志水さんはわたしの言葉を遮った。
「重いもん、抱えとるよな、里美ちゃんは。俺、知ってるから。前酔って言うとったで??覚えてないと思うけど。」
「えぇっ!?!?!?」
知ってた…。
恥ずかしくてほんま死にそうやった…。
しかも覚えてへんし、何て言うたんやろ…。
「風俗やろ?嘘つかれて金取られよった言うとったな。でも友達が救ってくれたっても言うとった。あのときの里美ちゃん、ほんまに友達に感謝してるような顔しとったで。」
穴があったら入りたいっていう言葉はこういうときに使うもんやろうなって思った。
黙ってるわたしの手を志水さんは取った。
手を握ってまた続けた。
「そんなん関係ないから。気になんてせん。そんな小さい男やないで~??」
また最高の笑顔だった。
あまりに嬉しくて、全てを受け入れてくれる人やって思って…わたしは涙を流した。
「泣き虫やな…。」
そう言って片方の手でわたしを抱き寄せてくれた。
「わたし…志水さんと付き合いたいです…。」
小さくそう呟くと
「幸せにしたるから。」
そう言ってわたしの頭に手をまわして優しく抱きしめてくれた。
この日からわたしは志水翔太という彼氏が出来た。