実話~運命~
疲れとったわたしは、翔太にメールしてお風呂に入って寝ることにした。

明日は早番やし。


そして眠りについた。

だいたいから眠りは浅い方。


唇に何か当たった。

目をあけるとドアップの康夫さん。


驚いたときって声、出らんもんなんや。

押しのけた。


「なんや起きてしもた。睡眠薬飲ませればよかったわ。」


目が正気やない。

ニヤニヤ笑ってほんまキモい。


「な…にするんですか??」


手で唇をこすった。

汚いものに触れたかのように。


その瞬間また康夫さんが覆いかぶさってきた。

抵抗した。

殴った。








かなわなかった。


ケンカばっかしてきとったのに何の役にもたたん。


やっぱり男と女のチカラの差は大きいんや。


無理矢理入れられた。

全然濡れてないわたしのところにツバを塗られた。

思い出すだけで吐きそうや。


中出しされんかったんがせめてもの救いやった。
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