実話~運命~
その日、そのまま帰った。
放課後と言った大悟くんを忘れてたわけじゃないけど返事、決めてなかったし。
そして化粧を帰ってすぐ自分でやってみた。
でも眉とか難しいし、下地もどのくらい出すとかファンデの量とかもわからない。
かといって母親に教えてもらうのも…気が引ける。
だいたい母親はわたしのこと、そんなキャラじゃないって思ってるだろうし。
そんなことを考えてたときだった。
母親がパートから帰って来て台に置いていたわたしの化粧品を見て驚いた。
「里美、これどうしたの!?」
「貯めてたお金で…買ったの。」
実はちょっとずつ貯めてるお金があった。
どうしても欲しいものがあったときにお金をもらいそのお釣りをそのままにしておいたりとか、機嫌がいいときに母親がくれたお金とか。
そういったものは使わずとってある。
使い道がなかっただけだけど。
「里美もそんな年頃になったのね。お母さんが教えてあげるから!!」
そう言って母親はうれしそうだった。
普通逆だよね??
でもうちの母親は洋服も今度買いに行こうというくらいわたしのオシャレ計画を立て始めた。
ちょっと気まずかったけど母親の愛を久しぶりにまた感じた。
その日、母親と叔母の特訓でちょっとずつ化粧の仕方が分かってきた。
梢ちゃんや千尋ちゃんにも教えてもらったけど実際やってみると全然違った。
ちょっとずつキレイになる自分が楽しくなっていった。
放課後と言った大悟くんを忘れてたわけじゃないけど返事、決めてなかったし。
そして化粧を帰ってすぐ自分でやってみた。
でも眉とか難しいし、下地もどのくらい出すとかファンデの量とかもわからない。
かといって母親に教えてもらうのも…気が引ける。
だいたい母親はわたしのこと、そんなキャラじゃないって思ってるだろうし。
そんなことを考えてたときだった。
母親がパートから帰って来て台に置いていたわたしの化粧品を見て驚いた。
「里美、これどうしたの!?」
「貯めてたお金で…買ったの。」
実はちょっとずつ貯めてるお金があった。
どうしても欲しいものがあったときにお金をもらいそのお釣りをそのままにしておいたりとか、機嫌がいいときに母親がくれたお金とか。
そういったものは使わずとってある。
使い道がなかっただけだけど。
「里美もそんな年頃になったのね。お母さんが教えてあげるから!!」
そう言って母親はうれしそうだった。
普通逆だよね??
でもうちの母親は洋服も今度買いに行こうというくらいわたしのオシャレ計画を立て始めた。
ちょっと気まずかったけど母親の愛を久しぶりにまた感じた。
その日、母親と叔母の特訓でちょっとずつ化粧の仕方が分かってきた。
梢ちゃんや千尋ちゃんにも教えてもらったけど実際やってみると全然違った。
ちょっとずつキレイになる自分が楽しくなっていった。