実話~運命~
でも衝撃の事実を知ったのはわたしが中学3年の冬やった。
私立の高校に入学したいって思って少しずつ勉強を始めていた時期だった。
洋介くんから話したいことがあると言われた。
「お前、豊と別れろや。」
「なんで??嫌なんやけど。」
「ええか、落ち着いて聞けよ。あんな、豊他に女いてその女妊娠させてしもたみたいや。俺もさっき聞いたことだし女いたことも知らんかったんや。」
裏切られた。
その言葉が頭の中いっぱいに広がった。
わたしは身を削って豊くんのために頑張っとったのにその時も他の女としてたんやろか…。
わたしは豊くんのためを思っとったのに。
豊くん、いつもはわたしとは避妊するやん。
豊くんはわたしのこと汚いって思っとったからやろか??
「俺、あいつのことボコボコにしたから病院今頃いるかもしれねーけどもう会うんやめ。会ったとこで意味ねーし。」
洋介くんは淡々と話した。
「うん。もう…会わん。」
言うのは簡単。
プライドが大事なんよ。
この頃は、強がることの。
それから豊くんから連絡は全くなかったしわたしからもせんやった。
自然消滅ってやつ?
涙は出なかった。
悲しかったけど泣かないことがプライドだったから。
それから風の噂で何年後かに子どもと歩いてたって耳にした。
その後洋介くんから、あの時の子は豊がシンナーでラリッて生でヤッて出来た子やったって聞いた。
どうだってよかった。
わたしは別れてから勉強をするようになって頭は悪いところだけどめでたく私立の高校に合格することが出来た。
梢ちゃんと千尋ちゃんの行っていたところではないけど。
そして思い出の詰まった、初めて楽しいと思えた学校を3月中旬、卒業した。
卒業アルバムはノリのように黒い髪、みんな笑顔の中で1人ムッとした顔をしたわたしの姿があった。
他の子は色んなところに写ってたりするけどわたしは個人写真しかアルバムには載っていなかった。
私立の高校に入学したいって思って少しずつ勉強を始めていた時期だった。
洋介くんから話したいことがあると言われた。
「お前、豊と別れろや。」
「なんで??嫌なんやけど。」
「ええか、落ち着いて聞けよ。あんな、豊他に女いてその女妊娠させてしもたみたいや。俺もさっき聞いたことだし女いたことも知らんかったんや。」
裏切られた。
その言葉が頭の中いっぱいに広がった。
わたしは身を削って豊くんのために頑張っとったのにその時も他の女としてたんやろか…。
わたしは豊くんのためを思っとったのに。
豊くん、いつもはわたしとは避妊するやん。
豊くんはわたしのこと汚いって思っとったからやろか??
「俺、あいつのことボコボコにしたから病院今頃いるかもしれねーけどもう会うんやめ。会ったとこで意味ねーし。」
洋介くんは淡々と話した。
「うん。もう…会わん。」
言うのは簡単。
プライドが大事なんよ。
この頃は、強がることの。
それから豊くんから連絡は全くなかったしわたしからもせんやった。
自然消滅ってやつ?
涙は出なかった。
悲しかったけど泣かないことがプライドだったから。
それから風の噂で何年後かに子どもと歩いてたって耳にした。
その後洋介くんから、あの時の子は豊がシンナーでラリッて生でヤッて出来た子やったって聞いた。
どうだってよかった。
わたしは別れてから勉強をするようになって頭は悪いところだけどめでたく私立の高校に合格することが出来た。
梢ちゃんと千尋ちゃんの行っていたところではないけど。
そして思い出の詰まった、初めて楽しいと思えた学校を3月中旬、卒業した。
卒業アルバムはノリのように黒い髪、みんな笑顔の中で1人ムッとした顔をしたわたしの姿があった。
他の子は色んなところに写ってたりするけどわたしは個人写真しかアルバムには載っていなかった。