実話~運命~
「なんや、みんなえらいやっとったなー。」


広いところに着いたとき中林猛が言った。

中林猛は耳下くらいまで伸ばした髪にパーマがかかった茶髪。

ピアスは耳に7つくらいあった。

鼻はスッとしていて身長は175センチくらい。

こいつも俗に言うイケメン。

ウィルソン豪とは類友って感じやな。

軽くはなさそうやけど。



「そやなー。みんなたまっとんねんて。大自然にかこまれてしたいんちゃうん??」


木下志穂がそれに答えていた。


「どんだけ変態の集まりやねん!!」


それに中林猛がツッコミを入れる。


わたしはウィルソン豪と花火をしていた。


「ちょ、ウィルソン豪、あんたテープにくっつけたまま火つけるとかおかしいで!?」


「里美こそなんで線香花火バラさず火つけてんねん!!これ1本ずつやるもんやろ。」


「は?こんな小さいのチマチマやるとかありえへん!!」



こんな言い争いをしているわたしたちに2人は話をやめて


「うるせー…。」

「うぜー…。」


と重ねてボソッと言っていたのでウィルソン豪の持っていた花火を2人に向けたりしてた。


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