実話~運命~
わたしは順調と思ってた。

交際を続けて1年くらい経った頃だった。

秋と冬の合間くらいでもう寒い時期。


「里美、俺ほんまお前には悪いて思っとんねん。」


その言葉を聞かないフリしてわたしはウィルを思いっきり殴った。

目に涙をいっぱいためて。



「あんたなんて知らん。目の前から消えて。最低や!!!」



わたしたちは突然別れた。



秋の風はわたしにはとても冷たすぎて涙を流した。
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