実話~運命~
一通り食べ終わって料亭を出た。

勘定は普通にヤスさんがしてくれた。

金額はわからなかったけど高いだろうと思い払おうとしたけど

「ガキが出すようなもんやない。引っ込めとき。」


と一蹴された。


そして外に出てお礼を言うとまた話したくなったら連絡しろと言われ、赤外線でヤスさんの連絡先だけを聞いた。

わたしのを聞くとナンパと一緒やから聞かないって言ってた。





これがヤスさんとの出会い。

そしてこれがわたしの人生で2度目の、そして最大の絶望を与える出来事のきっかけになった。
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